こんにちは。井手解体実業です。

【佐賀市で解体をご検討の方へ】

地中埋設物とは？見えないリスクとその対策

「解体工事は建物を壊すだけ」と思っていませんか？実は、それだけでは済まないケースもあります。

特に注意したいのが 地中埋設物（ちちゅうまいせつぶつ） の存在です。

この記事では、佐賀市で解体工事を検討中の方向けに、地中埋設物のリスクや対応方法について詳しく解説していきます。後から余計な費用が発生しないためにも、ぜひ最後までお読みください。

■地中埋設物とは？

地中埋設物とは、地面の下に埋まっている構造物やゴミのことを指します。
たとえば以下のようなものがあります。

• コンクリートの基礎や擁壁の一部
• 古い浄化槽や井戸
• 地中に埋まった配管
• 建設時の廃材、レンガ、ガラ
• 地盤改良材（杭など）

これらは 過去の建築・解体工事時に完全に撤去されていなかったものや、戦後の混乱期などに無造作に埋められたケースも多いのです。

■佐賀市での地中埋設物の実情

佐賀市は自然に恵まれた住みやすい地域ですが、実は地中埋設物の発見事例も少なくありません。一般的に10～20％は地中埋設物があるとされています。

特に以下のようなエリアでは、過去の農地転用や古い住宅地の影響で、地中埋設物が出てくるケースが報告されています。

• 佐賀市鍋島町：元農地に建てられた住宅にて、地中から大量の瓦とガラが発見。
• 佐賀市川副町：解体工事中、旧住宅の浄化槽が完全に残っていたケース。
• 佐賀市諸富町：戦後すぐに建てられた建物の解体で、地中にレンガや瓦が大量に埋まっていた。

これらはすべて実際にあった例です。表面上はキレイな土地でも、地中に何があるかは掘ってみるまで分からないのです。

■地中埋設物のリスク

ここで気になるのが、「もし地中埋設物が見つかったらどうなるのか？」ということですが、大きく2つのリスクがあります。

１．建物の建設に関するリスク

例えば大地震が発生した際に、地中埋設物が埋まっている土地は地盤が弱いため、建物に大きな損傷を与える可能性があります。また、浄化槽や汚染物質などが埋設されていると衛生や健康といった観点からみても問題があります。

２．撤去費用のリスク

解体工事後しか地中埋設物の有無はわからないため、出土した場合には、追加費用をいただくようになります。また、地中埋設物を放置した状態で土地を売却し、工事中に買主によって発見された場合、売り主にも責任が問われる場合があります。こうした地中埋設物の撤去費用をめぐって裁判沙汰になることも珍しくありません。

こうしたリスクを回避するためにも、現場調査の段階で地中埋設物についても相談をしましょう。

結論から言うと、追加費用が発生します。多くの解体業者では、事前見積もりに「地中埋設物の撤去費用」は含まれていません。なぜなら、実際に掘ってみないと分からないからです。

【例：佐賀市内の解体工事で発生した追加費用】

・地中に浄化槽が発見され、撤去・埋め戻し費用として 15万円 追加

・古い基礎コンクリートが見つかり、重機処分費用含めて 25万円 発生

・地盤改良のための杭が地中から発見され、撤去に 30万円超 の費用が発生

いずれも、事前に分かっていれば心構えもできますが、知らずに進めると予想外の出費となってしまうのです。

■地中埋設物を事前に知る方法はある？

完全に把握することは難しいですが、以下のような方法である程度のリスク回避は可能です。

① 現場調査

当社のような佐賀市に詳しい解体業者であれば、周辺地域の傾向や過去の事例を踏まえてリスクの説明が可能です。

② 古い図面や資料の確認

過去の建築確認申請、登記簿、公図などを確認することで、以前の建物構造や地中施設の有無が分かる場合もあります。

③ 近隣住民への聞き取り

「昔はここに井戸があった」など、地元の方なら知っている情報が得られることも。佐賀市は地域のつながりが強いエリアですので、有効な手段です。

■解体業者の選び方も重要！

地中埋設物の対応経験が少ない業者に頼むと、後からトラブルになる可能性もあります。佐賀市での地中埋設物対応の経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。

当社井手解体では、佐賀市内の多くの解体現場で地中埋設物への対応実績があります。
現地調査の段階から、リスクがありそうな箇所は事前にご説明し、必要な対応と費用についても丁寧にご案内します。

■まとめ：佐賀市で解体をお考えなら「地中埋設物」への備えを忘れずに！

解体工事は建物だけでは終わりません。地中埋設物の存在が、工事の予算やスケジュールに大きく影響することもあります。

特に佐賀市内の古い住宅地や農地転用地では、地中埋設物が発見されるケースが少なくありません。

ご不安な方は、まずは無料の現場調査・お見積もりからご相談ください。
佐賀市で多数の解体実績を持つ当社井手解体が、誠実にご対応いたします。

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終わりに

解体工事は重機を入れて大きな音を出しながら建物を「壊す」イメージが強いと思います。わたしたち井手解体実業は「解体」ではなく「分解」だと考えています。ビルの解体一つとっても、リサイクルできる鋼材・建材が多数あります。また、廃棄する場合でも一つ一つ手作業で分別します。今そこにある建物を重機で強引に解体するのではなく、丁寧に分解しながら地球環境にとって一番優しい解体工事会社でありたいと考えています。

看板撤去に関してお困りのことがあれば、ぜひ弊社にお気軽に相談ください。